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ぐるーぷai のメッセージ!!
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    ぐるーぷai 3月予定



    グループai  3月の予定

    研究科・・・・・・・1日、8日、15日
    基礎科・・・・・・・1日、8日、15日
    指導法研究会・・・・13日
    ピアノ教材研究会・・15日
    喫茶法・・・・・・・


    子供の講座
    火曜日・・・・・・・1日、8日、15日
    金曜日・・・・・・・4日、11日、18日
    基礎講座・・・・・・13日





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    覚悟の一日



    母が暮れに体調を崩し、年が明けてから診察を受け、すぐに手術を勧められました。

    ここのところアルツハイマーが目に見えて進んできた父がいるので、通院で治療していただけないかとお願をしたけれど先生が無理とおっしゃって困ったと母から聞き、あわてて一緒に病院へ行き、お医者様に父の事は何かするので母の治療をお願いしますと伝え、今日母の入院となりました。


    結局最初に病院にかかってから約
    2カ月達ちましたが、その間に父の介護認定をとったり、ケアマネージャーさんとご相談しながら父をショートステイで預かって下さる所を探し手続きをしたりとあわただしく過ごしました。ちょうど2月に入ると大学高校の授業が無くなりましたので、本当に幸いでした。


    母も最初はショートステイにはいかないと言っていた父を説得出来て、「パパも納得してくれて安心した!」と快く入院の運びとなりました。


    アルツハイマーの父に母の入院も見せたほうが納得すると思い、母と父二人連れて母の病院へ。まずは病院の駐車場で「ママ、入院するとか言っていたけれどいつ?」「今日ですよ。だからこうして入院の荷物持ってきたでしょ!」次に母の入院するお部屋に入り、母と一緒にベッドに腰掛けて様々な手続きを待つときに「ここは病院でしょ?だれか入院するの?」う~ん、母はパパも納得してちゃんとわかってくれたと言っていたけれど、すっかり忘れているのではといやな予感。


    やがて母の手続きが終わり、ご家族はお帰りになって結構ですよとのことで今度は父のショートステイ先へ。


    途中大好きなイタリアンのランチを食べ、ご機嫌になり胸をなでおろしつつ移動しました。

    車で移動中に「これからどこへ行くの?」と聞かれ


    「今日からお泊りするところへ行きますよ」


    「ゆんちゃんどこに泊まるの?」


    「いいえ、私じゃなくて、ママが入院したから、その間パパはお泊りして待っているってママと約束したでしょ」


    「ママ入院したの?聞いてないよ!」


    あちゃ~!!恐れていた展開になってきました。


    その後、ショートステイ先に着いても、母の入院は聞いていない、家に帰る!の連続です。何とか時間をかけて話し、お世話をしてくださったかわいいスタッフさんに助けられ何とかショートステイ先を後にしました。


    家に帰るとすでに
    5時、朝8時から慣れない入院騒ぎでさすがに疲れ、お茶を飲んでからやっとそのままにして出かけた朝食の食器を洗いだしたその時、電話が鳴りました。


    出てみると、ショートステイからで、帰ると言って聞かないのでもう一度来て説得してくださいとのこと。主人には時間がかかると思うから、遅くなると思いますと言って、もう一度ハンドルを握り、ショートステイに戻りました。
    34時間覚悟で行きましたが、何とか1時間半ほどで納得させ、寝巻に着替えさせ、ベッドに入れて帰路に着きました。

    それでも家に帰ったのは
    9時半過ぎ、コンビニの夕御飯を食べながら、この先ただでは済みそうにないぞと覚悟を決めた一日でした。




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    母の手術



    12日に入院した母が手術を受ける日がやってきました。

    12日に母は病院、父はショートステイにと二人を入所させ、当初の予定では仕事の予定も有り、手術の今日まではそれぞれを見舞わない予定でした。ところが、入所当日はもとより、翌日も朝からショートステイから父が電話をしてきてしまい、家に帰るから迎えに来てくれというのです。

    日曜日の朝でレッスンをしていましたが、午後の予定をキャンセルし、父のショートステイに行き、母のお見舞いに出かけました。母に会うと嬉しいらしく、母からショートステイは楽しいですか?とか皆さんよくして下さるでしょう?とかの質問に「うん」「うん」と答えています。


    帰りの車に乗ると「家に帰る」を言いっぱなし。「私もお仕事で家にはいられないから、パパ一人だとお家にいられないでしょう?」と言っても「いられる」「ご飯はどうするの?」と言っても「そんなものちゃんと食べられるからいい」と話しになりません。それでも「ママと約束したでしょう」と母との約束を守らなきゃと何とか説得しながらショートステイにつれてかえる日々でした。ショートステイでは毎日自分の荷物をかばんに詰めて私を待っています。


    毎日父をショートステイに迎えに行き母を見舞い、また何とか説得しながらショートステイに送り届けてやっと今日の手術の日にこぎつけました。
    1時から手術なので11時ごろ父を迎えに行き、お昼を食べて12時半ごろ病院へ行きました。手術室に入る前の母にしばらく付き添い、手術室に入っていくのを見送りましたのでさすがに父も手術ということはわかったかなと思いました。


    予定では
    34時間と言われていましたので、4時長くても5時には終わるだろうと思っていました。手術の待合室での時間の流れは本当に遅く、重いものです。そんな中でも父は今日自分が家に帰ることばかりを気にし、私の顔を見るたびに「今日私は家に帰る」といいにきます。

    「今ママが手術で頑張っているのに、そんなことを話す時ではないでしょ。」と私にいさめられるとまた自分の座っていたところに戻るのですが、ほどなくまた同じことの繰り返し。何回でも言いに来ます。

    待合室には他の手術を待っているご家族の方もいらっしゃいますので、大きい声を出すのも申し訳なく、でも大きい声でないと父には聞こえず、おまけに内容が「家に帰る」ですから、本当に参りました。


    あたりも暗くなってきた
    4時半少し前になってやっと呼ばれ、経過の説明をされました。手術で取った内臓を見せられ、先生から説明を受けました。耳の遠い父には先生のお話しの内容はわからないもののさすがに摘出したばかりの内臓を見てただ事ではないと思ったようです。その後「ではこれから処理をしますので」と先生が手術室に戻られ、再び待合室に戻り待つこと1時間半。

    1時間ほどすると父が主人に、「いい妻でした」「これからと思っていたのに早すぎます」などと話しかけています。ん?なんか雲行きが怪しい言葉だぞ。


    主人も疲れているせいか、父の言うことを訂正もせず、「ええ、ええ」なんて合図を打っています。そのうち私に向かって「ゆんちゃんママのご遺体はどこに有るの?」


    あ~やっぱり!!


    「冗談じゃありませんよ、ママは手術が終わって今処置をしていただいているんですよ。勝手に殺さないで下さい。」


    「いや、時間がかかりすぎる、これはもう駄目だったんだよ」

    「そんなこと有りませんから、ちゃんと待っていてください。今お腹を綴じたり最後の処置をしてくださっていますから」

    6時半を過ぎてやっとベットに乗せられて母が運ばれてきました。まだ朦朧とはしていますが、一応私達の声かけにも反応しています。


    明日になればだいぶはっきりしますからと看護師さんの言葉に安心して病院を出ました。

    さすがに今日の帰り道は「家にかえる」と駄々をこねることなく、ママと約束したでしょと言うと「うん」と一応納得、無事にショートステイに送り届けることができました。

    本当になが~い一日でした。




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    父のその後



    母の入院以来、ショートステイで過ごしている父。


    毎日のようにショートステイから電話がかかってきます。父が迎えにはいつ来るのかと出ることも有れば、スタッフの方が父を説得するために細かい私の予定を聞いて来られたりします。どうにもできないのに電話が何回もかかってくると、最後には強迫観念に襲われ、
    23日前には電話が来ると手が震えたり、吐き気が止まらなくなったりしました。


    母が入院している間、何とかショートステイにいてもらわなくてはなりませんから、ショートステイに行くと私は一生分?と思えるほどスタッフの方達に謝り、頭を下げています。


    スタッフの方達と相談して、私が何時に来るか予定がはっきりわかると良いと言うことで(もちろん言ってはいますが、今聞いたことは今忘れてしまいますので)毎日紙に「明日3月○日は○時にお迎えに来ます。ママのお見舞いに出かけます。」と大きく書いて、大きな声で説明をしてからお部屋のテーブルの上においてきます。


    母を見舞って病院を出た途端に「ママはどこにいるの?」と聞かれることも度々ありましたので、「ママは入院しています」と最初に書くようになりました。


    ショートステイではスタッフさんのお部屋に侵入しベランダに出てしまったり、エレベーターに乗って外に出たくてエレベーターの前に座り込んだり(エレベーターは暗証番号を入れないとあかないようになっています)といろいろなことをしてくれます。


    「自分のお部屋以外、他の人のお部屋には入りません」(ショートステイはホテル式で一人一部屋になっています)なども紙に書き込むようになりました。


    スタッフさんのお部屋に入った時には、止めるスタッフさんに荒々しい態度をとったとのことで、もし他の利用者の方にそのようなことが有れば、ご利用いただけなくなることも有りますと言われました。


    他の方にご迷惑をかければ当然のことですが、自分の父のことでこんなに謝らなくてはならない事態が起きることがにわかに信じられずにいます。


    母の入院は予定では
    3週間、42日ごろには退院できる予定です。それまで何とか父がショートステイで落ち着いてくれることを願いながらの毎日です。




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    春の講習会



    昨日今日とaiの春の講習会でした。


    今回の大きなテーマはスケールナンバー。以前にも少しお話しをしましたが、調性を理解するうえで、スケールナンバーと音を組み合わせて感じられるようになっていることがとても大きな力になるのです。


    スケールナンバーでは、番号によってその音の特徴(働き)がわかります。例えば
    1番なら主音、5番なら属音、7番なら導音というように。ですから調性の中で音を聴くときに音名だけでなくこのスケールナンバーも一緒に聴けるように(感じられるように)しておけば、その調をしっかりと感じることができるようになるのです。

     
    今回はスケールナンバーを土台として、新しい視点から考える楽典の講座と和声の講座が有りました。楽典の講座では皆さん新しい視点に興味を持って下さったようです。


    慣れないうちは億劫な気がしますが、スケールナンバーに慣れてくると、調判定などの楽典の問題もずいぶん楽にできます。但し、ただ解ければよいと言うのではなく、必ず歌ったりして音として感じる事をいれることがとても大切なポイントです。

     
    スケールナンバーの効用を説明していて、受講生の皆さんが「お~」と感嘆の声を上げてくれると私もうれしくて、説明にもさらに熱が入ります。

     
    いつも私は「知識は正しい答えに速くたどり着くために使う道具」と言い切っていますが、スケールナンバーは特にぴかぴかの道具です。本当に役に立ちます。

    私達が接している大半は調性の音楽ですから、その調性の音楽を理解するためにスケールナンバーは欠かせないものです。


    今回の春の講習会ではスケールナンバー特集で、少しは参加者の皆様にお伝えできたかなと思います。でもご参加いただけなかったメンバーの皆様にも、なるべく早い時期にもっと詳しくスケールナンバーについてお伝えするチャンスを作りたいと願っています。

     
    どうぞお楽しみに!!




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