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ここのところアルツハイマーが目に見えて進んできた父がいるので、通院で治療していただけないかとお願をしたけれど先生が無理とおっしゃって困ったと母から聞き、あわてて一緒に病院へ行き、お医者様に父の事は何かするので母の治療をお願いしますと伝え、今日母の入院となりました。
結局最初に病院にかかってから約2カ月達ちましたが、その間に父の介護認定をとったり、ケアマネージャーさんとご相談しながら父をショートステイで預かって下さる所を探し手続きをしたりとあわただしく過ごしました。ちょうど2月に入ると大学高校の授業が無くなりましたので、本当に幸いでした。
母も最初はショートステイにはいかないと言っていた父を説得出来て、「パパも納得してくれて安心した!」と快く入院の運びとなりました。
アルツハイマーの父に母の入院も見せたほうが納得すると思い、母と父二人連れて母の病院へ。まずは病院の駐車場で「ママ、入院するとか言っていたけれどいつ?」「今日ですよ。だからこうして入院の荷物持ってきたでしょ!」次に母の入院するお部屋に入り、母と一緒にベッドに腰掛けて様々な手続きを待つときに「ここは病院でしょ?だれか入院するの?」う~ん、母はパパも納得してちゃんとわかってくれたと言っていたけれど、すっかり忘れているのではといやな予感。
やがて母の手続きが終わり、ご家族はお帰りになって結構ですよとのことで今度は父のショートステイ先へ。
途中大好きなイタリアンのランチを食べ、ご機嫌になり胸をなでおろしつつ移動しました。
車で移動中に「これからどこへ行くの?」と聞かれ
「今日からお泊りするところへ行きますよ」
「ゆんちゃんどこに泊まるの?」
「いいえ、私じゃなくて、ママが入院したから、その間パパはお泊りして待っているってママと約束したでしょ」
「ママ入院したの?聞いてないよ!」
あちゃ~!!恐れていた展開になってきました。
その後、ショートステイ先に着いても、母の入院は聞いていない、家に帰る!の連続です。何とか時間をかけて話し、お世話をしてくださったかわいいスタッフさんに助けられ何とかショートステイ先を後にしました。
家に帰るとすでに5時、朝8時から慣れない入院騒ぎでさすがに疲れ、お茶を飲んでからやっとそのままにして出かけた朝食の食器を洗いだしたその時、電話が鳴りました。
出てみると、ショートステイからで、帰ると言って聞かないのでもう一度来て説得してくださいとのこと。主人には時間がかかると思うから、遅くなると思いますと言って、もう一度ハンドルを握り、ショートステイに戻りました。3~4時間覚悟で行きましたが、何とか1時間半ほどで納得させ、寝巻に着替えさせ、ベッドに入れて帰路に着きました。
それでも家に帰ったのは9時半過ぎ、コンビニの夕御飯を食べながら、この先ただでは済みそうにないぞと覚悟を決めた一日でした。