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ぐるーぷai のメッセージ!!
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    新学期


    やっと柔らかな日差しに桜のつぼみがほころび始めました。
    今年の冬は本当に長く寒い冬でしたね。
    寒かった分、余計に春の光の明るさを嬉しく感じます。
    まさに3月は矢のように飛び去り、いよいよ4月、新学期を迎えました。
     
    今年はどんな生徒と出会うのでしょう。毎年そうですが、春は出会いへの期待が膨らみます。今年はいつもと少しだけ違い、ただただ楽しみにしているだけでなく、自分自身に対して戒めの気持ちがあります。

    というのも、昨年高校の生徒3人から、「どうせ先生は私の事(僕の事)嫌いだから・・・」といわれてしまったからです。3人とも授業中はおしゃべりをしたり、ふざけたりとほめられた生徒ではありません。当然、授業中に何度も注意をしていましたが、注意をされたことで、私に嫌われていると思ったらしいのです。そのうち一人は、比較的真面目な生徒を引き合いに出して、あの子の事好きだから優しくて、自分の事は嫌いだから冷たく言う、あの子に対する態度と自分に対する態度が違う・・・というのです。

    教師の言い分としては、注意する必要のない子には普通に話すし、何度注意しても聞かない子にはだんだん厳しく話すのは当たり前ということなのですが、生徒にはそうは伝わらなかったようです。この「先生は私のこと嫌いでしょ」と言われたのは、私の教師生活の中で初めての経験でした。
    以前ご紹介したダルクローズの指導者たちへのメッセージの中にも



    • もし、生徒を叱るような時が有れば、それは愛情からであるということを必ず理解させなさい。

    というのが有りました。今までは当然のことと受け止めていましたし、心がけているつもりでもいました。今回は心がけが足りなかったとつくづく反省させられました。

    このごろの子は注意されると嫌われていると勝手に思うとか、やることもやらずに求めることだけは一人前にしていると片付けずに、ちゃんと向かい合わなければいけないと思います。

    昨年東大の教授を引退なさった上野千鶴子さんが、最終講義の後のインタビューで、学生たちとの世代の相違による感覚の違いなどはありましたか?と尋ねられ、「それは当然ありますが、学生が変わればそれに合わせてこちらが変わります。」というように答えていらっしゃいました。これほどの先生でも教師として自分を押し付けるのではなく、相手と同じ目線を持つようにする努力をなさるのだと感心しました。

    新年度に当たり、私も生徒たちと同じ目線に立てるよう、人生の先輩として愛情があるからこそ注意もするのだということを伝えられるよう、手綱を引き締めて歩き始めようと思います。

    さあ、今年もどんな生徒・学生と出会うのでしょう?









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