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何調か感じるためには、属七の和音が大切ですから、小学生から大人まで属七の練習に力を入れています。
ソルフェージュのレッスンを始めて5年目になる小学3年生の子供たちはだいぶ属七の練習も重ねてきました。
近頃は属七を聴いて主音を歌うことや、属七の限定進行を歌うなどの基本的な練習をした後に、ブルグミューラやソナチネを聴かせ、属七が有ったらお辞儀をしてⅠ度に戻ったらおきあがるゲームをします。
何回か弾いてあげるとほとんど聴き取れるようになり、上手にお辞儀をしたり起きたりします。ところがその後楽譜を渡してピアノを弾かずに属七を探させるとなかなか見つけられないのです。
耳ではキャッチできても、楽譜から音を感じるまでには至っていないのですね。今度は楽譜を見せたままピアノを弾いてあげると、あっという間にどこが属七か見つけて丸で囲むことができました。
和声の形で練習するだけでは、実際の曲の中ではなかなか見つけることができず、結局実技(演奏)に結び付かずに終わってしまうことも多いようです。有る程度和声の形で練習したら、なるべく多くの実際の曲で聴きとったり、楽譜から読み取ったりするトレーニングが必要だと強く思うようになりました。
聴き取る力と楽譜を読みとる力、バランス良く両方の力をつけてあげたいものです。
調号を丸暗記するのではなく、その調の音を感じて歌ったり譜面を読んだりできる子供たちを育てる手がかりが見えてきました。
主人の若いお友達でマンションの設計などをなさるKさんは、我が家と同じ仙川のご自分で設計なさったマンションにお住まいで、仙川を緑でいっぱいの街にしたいと、街づくりの志をお持ちの方です。毎朝会社に出勤する前に仙川駅周辺をボランティアでお掃除をなさり、公園や駅の花壇にお花を植え手入れをなさっているそうです。
私も生まれてからずっと仙川で育ち、大好きな街では在りますが、自分で街が良くなるように手をかけるまでには至りません。それを毎日お掃除し、お花の手入れをなさっていると言うのですから、なんてありがたい方がいるのかしらと関心しています。
我が家の庭には古い大きな槇の木が有ります。今まで手入れをしてくださった方がお年を召してできなくなり、誰かに頼まなくてはと思っている事を主人がKさんにお話ししたところ、お友達の造園師のAさんを紹介してくださいました。Aさんはフランスで3年間造園をなさって昨年帰国なさったそうです。主に日本庭園を造っていらしたそうで、世界中で庭を作りたいと思っていらっしゃるそうです。まずは自分が世界に飛び出して、ゆくゆくは日本の造園業の人たちが世界で仕事ができるようになると良いと思っていると、目をキラキラさせてお話ししてくださいました。
お二人とも高い志を持ち、ご自分の事にとどまらず、人の役に立つようにと行動なさっているのをみて本当にうれしくなりました。なんて素敵な人たちと出会ったのでしょう。
ちょうど築40年近い我が家のキッチンはリフォームが必要になってきました。今後はKさんが相談に乗って下さるとのことです。また年老いた父が庭で転んでけがをしないようにと何十個もの大きな石を昨年破棄し、穴だらけになった庭を作り直したり、槇の木の手入れをAさんがしてくださることになりました。
とても心強く、また彼らのお話しが伺えるのがとても楽しみです。
今年に入ってからは、音階や複合拍子の準備をたくさん体験しました。
私が弾くメロディーから主音を見つけ、そこから長音階を歌う練習をたくさんしました。ト長調やヘ長調は音階を書いて、調号も見つけました。
また拍の3分割がいろいろな速さでできるようになったので、簡単な複合拍子もたたけるようになりました。
いよいよ最後の今日は、まずはロ長調のメロディー。子供達はピアノを聴いて「お家の音は?」と聞かれると「シ!」と元気よく答えます。
「そうね~、じゃシの音から音階作ってみようか?」とシ~シの音を書き、
「長音階、半音どこだっけ?」
「3・4と7・1!」
音にスケールナンバーを振り、3・4と7・1の所は半音マーク(V)を入れます。それ以外は全音マークを入れ
「じゃあ、全音と半音が合うようにしましょう。シとドは?」
「半音!」
「でも全音にしなきゃいけないのよね、どうしたらいい?」
「ドに♯を付ける」・・・
とうとう上のシまでたどり着きました。
「調号のおまじないは?」
「ファドソレラミシ!」
「はい、ではおまじないの順番に付けていきましょう。」
「ファ・ド・ソ・レ・ラ」
「やった~5個も付いてる!!」
「かっこいい~!」
子供達は大はしゃぎ、調号が多いのがとても気に入ったようです。
その後変イ長調やホ長調など調号4つの調子で遊び、調号が沢山ある事を面白がって楽しんでくれました。
2年前、日本語もなかなか通じず、腕白に飛びまわっていた子供達とは思えない成長でした。
これからも楽しみながらどんどん知識を増やしていってくれることを願いながら、最後の授業が終わりました。
以前お話ししたAさんが早速我が家の庭を作り直してくださいました。
今回はレッスン室と茶室から見えるところを直していただきました。茶室がL字に出ていますので長方形の長い部分がレッスン室に面し、短い部分は茶室に面している庭です。真ん中には大きな槇の木と少し小さな槇の木2本が生えています。
Aさんは父が安全に歩けるように、枕木で歩くところを確保するのが良いのではないかと提案してくださり、さらにどんなふうにしたいですか?と聞いて下さいました。レッスン室から見た時には少しイングリッシュガーデン風に、茶室からは和風に見えるようにしたいとお話しすると、僕もそんな風に考えていましたとおっしゃってくださり、いろいろ具体的な案を出してくださいました。
すっかり嬉しくなってお任せし、4日間かけて庭を作っていただきました。
とても素敵な庭ができ、レッスン室前は枕木で花壇のように2段になり、2階のベランダに有ったオリーブなどを植えてくださいました。季節の花を私が植えてガーデニングが楽しめるようにと、スペースもたくさん残しておいてくださいました。
以前はバラを育てたり、種から苗を育てたりしていましたが、忙しくてここ10年余りガーデニングができなかったとお話ししたので、またガーデニングの楽しみを味わえるようにという配慮をしてくださったようです。
茶室の方からはしっかりと和風のお庭ができ、両親も大喜びです。お稽古の無い時には締め切りがちだった雨戸も毎日開けて、お庭を見ては楽しんでいるようです。
私もガーデニングの楽しみができ、これから何を植えようかワクワクしています。
母はお茶を教えていますが、私は音楽が有るから趣味としてやるだけと考え、お名前や教授資格を取っていませんでした。母も年をとり、お弟子さんたちもいらっしゃるから免許を取ったほうが良いとご本部からもお話しが有りました。
私がお習いしている大日本茶道学会は正教授の資格を取る時に、筆記試験が有ります。たいてい試験日が音楽教室の授業がある土曜日で、それもあって受験は無理と考えていましたが、今回は試験日が春休みで授業の無い土曜日と重なりました。
昨年暮れにスケジュールの調整がつくかもしれないと気付き、様子を見ながら少しずつ受験勉強をしておりました。
今日はいよいよその試験の日でした。
朝から講習会が有り、終了後試験が有りました。
講習会では副会長先生が講義をしてくださり、お茶についての知識はもちろんですが、勉強するときの資料(本)の読み方などを詳しく指導してくださいました。
今回の受験勉強で、自分が何がわかっていて、何が良くわかっていないのかがはっきりと自覚できたところでしたので、副会長先生の学び方のご講義はとても有難く思いました。
以前のダルクローズの受験の時もそうでしたが、やはり試験を受けることは自分が成長するチャンスだとわかりました。受験勉強をしてみると理解していると思っていたことが、はっきりと理解していることとよく理解できていない事にわかれます。よく理解できていない事をこれから勉強すればよいのですから、自分が何をしたらよいのかが見えてきます。
そんなことを感じながら、勉強不足にも関わらず何かさわやかな気分で筆記試験を受けました。
結果はまだわかりませんが、よいチャンスをいただいたと嬉しく、学べることの楽しさと幸せを味わった良い一日でした。