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ぐるーぷai のメッセージ!!
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    秋の花に癒されて・・・



    21年前にスイスでのダルクローズ国際大会に参加した時に、海外の方から日本の事をいろいろ尋ねられ、何も答えられない自分にがっかりし、帰国後すぐに母がやっている大日本茶道学会でお茶を習うようになりました。大日本茶道学会は四谷に本部が有りますが、普段は新宿の朝日カルチャーセンターで大学の仕事帰りにお稽古を受けています。

    お茶を習い始めて20年、ただお茶をたてるだけでなく、心配りや懐石料理、掛け軸の知識や茶室などの建築物の知識など考えていたよりはるかに広く生活文化全体にかかわることがわかりました。

    茶室の床の間などに飾る花を茶花といいます。アレンジや生け花とは違い、野にあるように自然な風合いで焼き物の花入れやかごにいけます。四谷の本部では茶花のお稽古も有り、3年ほど前から毎月一回、受講するようになりました。


    10月は残花(夏の名残りの花)をかごに活け、夏の名残りを惜しみます。 今回はホトトギス、藤袴、われもこう、せんぶり、尾花(ススキ)の5種類を、持参した宋全篭という大きめの手付き篭に活けました。

    12時40分に始まる高校の授業前に、月にたった1時間の四谷の本部でのお稽古ですが、季節の花を活ける時間が心の癒しになっています。如何に野にあるように、自然にその花を美しく見せるかを大切にします。自然にといっても、ただそのまま放り込むのではなく、その花が一番美しく見えるように無駄な葉を取ったり、手を加えたことがわからないようにしながらもきちんと手を加えます。


    花と向き合い、角度を変えて見たり、篭とのバランスを見たり、他の花との位置を考えたりします。


    毎月たったの1回ですが、毎日バタバタと余裕のない生活をしている私の心の安定剤、心が静まり、本当に幸せな大切な時間です。






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    螺旋思考と 捨てる力?!

     
     

    ちょうどそういう年代に差し掛かったらしく、近頃私の周りは「親の介護」の話題でいっぱいです。


    大学に行っても、高校でも、お茶のお稽古に行っても、周りには何人か親の介護をしている方がいて、話題はどうしてもそのことに及びます。

    我が家も父のアルツハイマーがだいぶ進んでいますから、一緒に話題に加わってお話をします。


    その折にいろいろな方から、「なぜそんなに笑っていられるの?」とか「なぜそんなに平常心でいられるの?」とおっしゃられました。初めは私の感じ方が鈍いのだろうとか、我が家の介護の度合いがまだまだ始まったばかりだからと思っていました。そのようにお返事をすると、皆さんがそんなことではなく、平気でいられるのがうらやましいとおっしゃるのです。お一人、お二人ではなくいろいろな方からそのように言われ、何故かしらと考えました。


    そこで思い当たったのは、ダルクローズのトレーニングでさんざん受けていた「即時反応」です。
    名前の通り、音楽を聴きながら即時に判断して反応して行くトレーニングです。どんどん音楽は流れていきますから、失敗してもそれをその場は捨て置き、次の事に相対していかなくてはなりません。失敗にこだわっているとそれ以降の事が全部うまく流れなくなります。


    私は昔から演奏本番で失敗する事が多く、小さなミスが出るとそれをきっかけに心が動揺しさらに大きなミスを引き出す癖が有りました。いつの間にか、その癖が少し改善され、年を重ねたせいかと思っていましたが、ダルクローズの「即時反応」も大きく影響しているのではないかと考えるようになりました。失敗してもとりあえずは心から失敗を「捨てる」事で、次の事に改めて平常心で向き合うのです。ダルクローズはただ音感やリズム感をトレーニングするだけでなく大きく心理状態にも作用しています。これが「全人的教育」と言われる所以だと思っていました。


    即時反応以外にも、ダルクローズの螺旋状の考え方(物事をあらゆる角度から見て考える)が合わさり、音楽だけでなく親の介護でも楽に過ごせている自分を発見しました。

    父が忘れた時に、「さっき言ったのにまた忘れた」のではなく、父が忘れるのは当たり前と思っていれば「当たり前の事が起きた」だけで済みます。否定的な思いは重なると苦しくなりますが、当たり前の事は重なっても平常心でいられます。

     

    親の介護は心が苦しくならないようにしないと、お互いに不幸になってしまいます。

    本当にダルクローズに感謝!です。




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    活き活き!! 子供達



    昨日は、長女が教えている子供達のダンスの発表会でした。


    子供たちが使う大道具のぬいぐるみなどを運ぶからというので、車で迎えに行き、大きな楽器のぬいぐるみと共に川崎の会場に入りました。


    子供の背丈より大きなコントラバスや太鼓のぬいぐるみを運び込み、子供達のリハーサルがはじまりました。いったいあの大きな縫いぐるみをどう使うのかと興味津々でリハーサルを見学しました。


    舞台上に4歳から小学2年生までの5人の子供たちが出てきて、娘がカウントをしながら歌い始めると子供達が動きながら場所の確認を始めました。


    「そこはもっと前まで出るよ!」

    「横に並んで、隣のお友達を見て、飛びださないのよ!」 

    「そこで転がる時はもっと横の前 Dの6の所、床に番号が有るよね、よく見て、そう!その辺ね!うん、上手!!」

    「ハイ!いいお顔して、にっこり!!そうそうカワイ~!良いお顔ね!!」


    娘は次から次へと子供達に注意を与えて行きます。そんなに続けて注意したら混乱してわからないのでは?と心配して見ていると、子供達は「はい!!」と返事をしながら、どんどん直していきます。


    自分の出番が無く、幕内に待機しているときも舞台裾で歌いながら舞台上のお友達の踊りを一緒に踊り、自分のタイミングが来ると飛び出してきます。

    この子たちはなんでこんなに集中できるのか、なんでこんなに嬉しそうに踊るのかと驚きながら、見学しました。リハーサルが終わって他の人たちがリハーサルをしているときも廊下の隅で曲を口ずさみながら一心に踊っています。


    ピアノの生徒たちの本番と言えば、緊張してがちがちになり、笑顔はかけらもなく、ぎこちないおじぎをして弾き始め、うっかり直前に注意しようものなら混乱してぐちゃぐちゃになってしまうことも珍しくありません。この違いはなんだろう、どうしたらこんなふうに嬉しそうに演奏させられるかしら、本番に向かって努力した事をのびのびと楽しんで出せるような子供達、見ていて本当に気持ちがよく、感激しました。


    クラシックは練習も一人でこつこつと積み重ねなくてはならず、本番も一人で舞台に立ち、ダンスとはもちろん大きく違いますが、自分が練習し努力してきた事を披露するということは同じです。私の生徒たちにものびのびと努力した事を人前でできるようにしてあげたいと思いました。


    娘のダンスのレッスンに何か秘訣が隠れているかも・・・時々覗いて参考にしよう!!と心に決めました。




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    薔薇のケーキ  96個!!



    11月24日に、長女が結婚する事になりました。

    お相手はタスマニア出身の優しいオーストラリアの青年です。


    親しいお友達を呼んで、ウェディングパーティを開くというので、ウェルカムボードとお友達へのお土産にする薔薇の花の型のバターケーキを私が作ることにしました。

    最初は40人ぐらいと言っていたのが、だんだん増え、オーストラリアから彼のご両親も駆けつけて下さることになり、花弁を巻いてくれる生徒の子供達も入れると何と94人!!

    1回に焼けるケーキは8個、結局12回、96個焼くことにしました。我が家の冷凍庫を空けておき、焼いて冷ましては冷凍して行きます。昨日2回焼いてやっと72個冷凍しました。ここまでくればあと少し、どうやら間に合いそうです。


    ラッピングは、かわいい指輪がペアでついて書き込めるシールと、ウェディングベルのシールを見つけましたので、娘たちがシールに「
    Thank  you !」のメッセージを書き、透明の袋にケーキを入れ指輪のシールとウェディングベルのシールを貼ることにました。

    お試しを作ってみるとなかなかかわいくできたと自己満足!!


    ウェルカムボードも、白いバラと緑の葉っぱで作りました。パールも散らして、なかなかゴージャスなウェルカムボードができました。

    娘の事ですが、私もわくわくしてウェディングを楽しんでします。

     

    パティーは牧師様も来て下さるそうで、「バージンロードをお父さんと歩く」と言われ、主人はもう嬉しくてにこにこ。娘から「お父さんにも簡単なステップ踏んでもらって、私とステップ踏みながら出て行くから・・・」

    「なに~!!おい、聞いていないぞ!!ステップだと?」

    大丈夫でしょうか?


    だいぶ準備も進みましたが、お父さんのステップはちょっと不安です。

    うまくいきますように・・・祈る気持ちです。





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    娘のウェディングパーティー26



    11月24日は、長女のウェディングパーティーでした。


    リハーサルをするから4時に来てと言われ、主人と行くと、既にウェディングドレスに着付を済ませた娘はドレスをたくし上げ、お友達のダンサーや生徒の子供達、照明スタッフの方達に指示を飛ばしています。


    彼は写真の勉強をしているのですが、パーティー会場の飾りつけを自分ですることにしたらしく、脚立に昇ってあちらこちらにライトを巻き付けたり、自分で取った写真を貼ったりしています。


    娘の事だからオーソドックスなパーティーにはならないだろうとは思っていましたが、予想をはるかに上回る型破りなパーティーです。


    最初の結婚式の部分は、ダンサーのお友達たちが踊りながら道を作ってくださり、そのあとを娘の生徒の子供たちがエンジェルのようなかわいい白いドレスでステップを踏みながら薔薇の花弁を撒き、そのあとを彼がひとりでステップを踏みながら出てきました。最後は主人と腕を組んだ娘が踊りながら出てきました。主人は私の心配をよそに、満面の笑みをたたえ、なかなか上手なステップです。彼に娘を渡し、ほっと一息・・・。


    牧師様もとても素敵な方で、聖書の中からダンスに関係するお話をしてくださり、とても温かな気持ちになりました。


    参加者のほとんどがダンサーなので、皆さんが次々と踊ってくださり、ベリーダンスあり、ヒップホップあり、モダンダンスあり、フラメンコあり、舞台でご一緒している歌手の方が歌ってくださり、娘の生徒さん達も踊ってくださり、まさにショータイム!!というパーティーでした。


    一生忘れられない結婚式になったでしょう。


    主人と私も、娘の周りにたくさんのお友達がいて、一緒にお祝いして踊って下さるのを見て、心から嬉しくなりました。


    これから違う国で育った二人は、いろいろと大変なことも有るでしょうが、このパーティーで皆さんにお祝いしていただいた事を思い出して、乗り切っていくことでしょう。


    我が家も息子が増えて、ますます楽しくなりそうです。




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