忍者ブログ
ぐるーぷai のメッセージ!!
11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 管理画面
    カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    フリーエリア
    最新コメント
    最新トラックバック
    プロフィール
    HN:
    YUNKO
    HP:
    性別:
    女性
    バーコード
    ブログ内検索
    P R

    [PR]

    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    チャレンジ!!



    小さな時から私は母に「あなたは不器用だから人の何倍も練習しなくちゃね!」と言われて育てられました。
    たしかに私の生徒達を見ていても私以上に不器用だと思える生徒にはお目にかかりません。
    「不器用だから人より練習する」事は50代半ばを過ぎた今日でも続けられ、人より時間がかかることに何の疑問も持たずに過ごしてきました。

    不器用だから人より時間がかかって当たり前、できなければ時間をかけてできるようになれば良い、そんなふうに思いこんでいました。 その結果私は「最大限の努力をして普通の結果を出す」練習を重ねていたのです。

    生徒たちの譜読みやさらい方について考えているうちに、ふと自分自身ももっと楽に早く弾けるようにしたい、しなくちゃいけないと思いました。もちろん今までも早く上手になりたいとは思っていましたが、どうしても私は不器用だから時間がかかるというところで落ち着いていたように思います。

    ダルクローズでは意識をすることでいろいろな事が大きく変化する体験をしてきました。さらい方も意識をすれば変えられるのではないかと思いました。そこでまず「譜読みを早くする!」「時間をかけずに弾けるようにする!」という意識を強く持ってさらってみる事にしました。弾けるようになるまで時間をかけてさらうのではなく、何が何でも今弾けるようにするという意識を持ってさらってみる事にしました。

    ちょうど6月23日にはヴァイオリンの浅井千裕さんとベートーヴェンのソナタシリーズのコンサートが有ります。いつも本当にものすごい時間をかけてさらい、それでもなかなか弾けずに苦労をしていました。今回は時間をかけずに弾けるようにするという強い意識を持ってさらってみる事にしました。今のところ例年よりだいぶ早く弾けるようになっています。弾けるようになると音楽そのものを楽しめ、さらうことが苦ではなくなります。なかなかいい調子!!

    これからは「最小限の努力で最大の効果」を出したいと思います。
    今まで時間がかかって弾きこなせなかった曲にもどんどんチャレンジしようと思います。なんだかとても楽しくなってきました。私のピアノ人生は変るかもしれません。

    またご報告しますね!!








    拍手[3回]

    PR

    心の余裕



    生徒のMちゃんの反抗期をきっかけに、私自身の譜読みの仕方、さらう時の意識を変えてみて2か月近く経ちました。

    23日のヴァイオリンソナタの本番に向けて、意識と練習の仕方を切り替えてさらってきました。コンサートを1週間後に控え、通常ですと必死に最後のあがきでさらっているころです。それに備えて今週は大学以外の音楽教室や自宅レッスン等できる限り日程を明けておきました。いつも練習が間に合わないのではないかと恐怖に押しつぶされそうになりながら、最後は「演奏会で失敗しても死ぬわけではない」と自分をなだめつつ必死にさらいます。ところが今回はなぜかそんなに恐怖心も無く、ゆったりと過ごしています。

    以前お話ししたように、今回のさらい方は「今この場で弾けるようにする」という意識を徹底しました。そのためにとにかく「記憶する」事にしました。アンサンブルの時には楽譜を見る事ができますので、これまで暗譜をすることはしませんでしたが、今回は意識的に暗譜してみました。また、音(楽譜)を覚えるだけでなく、手の動き方、音の進行の仕方等なるべくいろいろな方向から記憶する事に努めました。これはまさにダルクローズです!!ダルクローズのトレーニングを通して身に着いた能力を最大限に使って練習して見ています。弾くことに夢中にならずに、音楽する事、音の意味を表現する事に意識を向けて練習していると、いつものような悲壮感が起きてきません。なんだかとても弾くことが楽しいのです。時間と心に余裕が有るせいか、コンサート以外のソロの曲までさらったりしています。

    さらに、コンサートにいらして下さるお客様をお迎えするために家のお掃除をしたり、終了後のパーティーのメニューをいろいろ考えたりとても楽しい充実した時間を過ごしています。

    練習しているうちに、難しいところが出てくると「覚えちゃえばいいんだ!!」といつの間に思っている自分の変化に、自分自身がびっくりしながら、でもとても嬉しく感じています。やはり「つらい」より「つらくない」とそれだけでとても楽なんだと実感しました。

    子供たちにも、上手な練習の仕方を身につけさせたい、そして本当に心からピアノを楽しませたいと思います。

    コンサートまであと5日余り、このまま本番を迎えられる事を祈りつつ・・・







    拍手[2回]

    コンサート 終わりました!!



    23日にヴァイオリンソナタのコンサートが終わりました。
    結果は良好です(*^_^*)
     
    練習の仕方を変えて自分ではうまくいっているつもりでも、いざ本番でどうなるか一抹の不安がありました。何せいつもの5分の1かそれ以下位の練習量です。もしかしたらそのことが本番になった途端に恐怖心になって襲ってくるのかも知れない・・・と心ひそかに思っていました。

    コンサート当日まで、心は安定しゆったりとしたまま迎える事が出来、お客様を迎えるためのお掃除も自分なりにきちんと
    でき、パーティーのお料理のメニューも近頃こっているピンチョスやフィンガーフードを中心に用意できました。こんなにゆったりと余裕のある気持ちでコンサートに臨めたのは初めてです。

    4歳から高校1年までピアノの基礎を指導してくださった先生がいらしてくださいました。前半のプログラムが終了し、ティータイムにケーキやお茶をサーブしていると先生がよっていらっしゃって、「あなたお忙しいでしょうに本当によくさらいこんで・・・とても楽しんでいるわよ!」とおっしゃってくださいました。

    やった~!!これで最後までいける!!

    ますます気分よく、後半は前半よりさらに楽しんで演奏できました。
     
    終了後のパーティーも今までは、準備が追いつかず、演奏が終わるとすぐ着替えてお料理をしていて、なかなかお客様とお話しができないでいました。今回はピンチョスやフィンガーフード等あらかじめ作っておけるメニューにし、最後の串刺し等をお手伝いスタッフの子たちに演奏中にしてもらいましたので、私自身お客様とつまみながらいろいろな方とお話しをして楽しく過ごしました。
     
    23日に向かって、最後の2~3週間、本当に充実した楽しい時間を過ごしました。
    何がいつもと違ったのか、うまく行った原因をよく考えて次回に向けてまた頑張ろうと思います。





    拍手[3回]

    地下練習室 洪水!!



    6月30日(日曜日)、朝何気なく地下練習室の除湿器の水を捨ててくれていた誠さんが大きな声で、「なんか変だよ!足跡がつく!!」と叫んでいます。何を言っているのかしらと見に行くとたしかに廊下に歩いた跡が水たまりになっています。
    そのうちもう一度地下に降りた誠さんが、「大変だ。水浸しだよ!!」

    驚いて私も降りてみると、カーペットがびしょびしょです。素足で下から3センチくらい水につかります。誠さんはスリッパをはいていたので、最初に降りた時にはカーペットがびしょ濡れなのに気付かずにいたようでした。

    何事?!と調べてみると、除湿機が除湿して水にしたものがみんな床に漏れてしまったようです。約7畳のレッスン室のカーペットのほとんどがびしょびしょです。
    ピアノやスピネット(チェンバロの小さいもの)キーボードやトーンチャイム、ハンドベルにグロッケン、打楽器類等私が持っている楽器のほとんどが地下にあります。おまけにお茶会の時のベンチや毛氈、コートハンガー等の道具類、クリスマスツリー等いろいろな物をピアノの下に保管していました。

    それからが大変!二人で荷物を地上へ持ち出し、タオルケット7枚を使いまわし、水を吸い取り、脱水して乾かし、また拭きとり・・・

    あいにくと9時半から レッスンが有る日でしたので、9時半に一度終了。
    お昼過ぎに生徒たちが帰ってからまた作業を開始しました。
    2時すぎてタオルケットでの吸水はそろそろ限界ということになり、跡は除湿機を買って来て除湿しようと、誠さんは作業を続け私は除湿機を買いに出かけました。

    3,5リットルためられるタンクの除湿器を2台買って来て、エアコンのドライと2台の除湿器を休みなく掛けて3日間、やっと床が乾きました。その間除湿機の水を捨てる事3回21リットルは捨てたということです。

    いつもは荷物が有るので余り掃除ができませんでしたが、全ての荷物を運び出し、ピアノとスピネット、本箱だけになった地下室、久しぶりに徹底的に掃除をすることにしました。吸音のために部屋中にめぐらしているカーテンも全てお洗濯をし、ピアノには新しいカバーをかけ直し、荷物を整理してもとに戻しました。

    お部屋がすっきりと新しい感じになりました。

    一時はどうなる事かと思いましたが、楽器類もそったりすることなく無事に難を逃れたようです。地下室をお掃除するチャンスを神様がくれたようです。

    先日のコンサートのお掃除の時にも感じたことですが、どうも神様が今年はお家の事をしっかりやりなさいと言っているようです。夏の暑い時期に普段なかなかできない家の手入れやお掃除をしようと決心しました。

    お家を綺麗にすっきりとさせ、また秋から元気に過ごせるように頑張ろうと思います(*^_^*)





    拍手[5回]

    1年ぶりの石巻



    7月18日 1年ぶりに石巻の小学校をお尋ねし、子供達とリトミックの授業で楽しい時間を過ごしました。

    昨年は2年生の3クラスでしたが、今回は3年生と4年生合わせて6クラスを3・4年生合同クラス3コマでさせていただきました。


    昨年と同じ様に、ありすちゃんのお母さまがお勤めの小学校との間で段取りを組んで下さり、音大卒業後東京でピアノの先生をしているありすちゃんも都合を付けて同行してくれました。また、付属高校2年ヴァイオリン科の翔太君も一緒に行きました。


    翔太君は小学校3年生からソウルフェージュを見ていた生徒です。音楽教室入室後も副科ピアノで付属高校に入るまで見ていました。今も音楽教室に妹の香音ちゃんがいて副科ピアノを見ていますので、ずっとお母さまを含めお付き合いが続いています。バイオリンだけでなく、人間としての見識を広めてほしいとご両親が翔太君と話し合い、是非同行したい申し出てくださいました。小学校にもご相談し、今回一緒に行くことになりました。


    あいにくと当日は雨模様、仙台に近づくにつれ、さらに黒い雲が垂れこめ、雨脚も強くなりました。ありすちゃんのお父様が車で仙台駅まで迎えに来てくださり、暗い雨の中を石巻へと向かいました。小学校につくころには、土砂降りに加え雷もとどろき、お父様が小学校の玄関2メートルくらいまで車を寄せてくださったにも関わらず、びしょぬれになるほどでした。


    今回は昨年2年生の時に体験した3年生と初めてリトミックを体験する4年生を合同にしての授業です。1クラスが60人ほどになりますから、子供達ときちんとコミュニケーションが取れるようにと願っていました。そろそろ授業が始まると心の準備をしていた時に、かわいい3年生が2人手をつないで「ゆんこせんせい、おねがいします!」とお迎えに来てくれました。お陰ですっかり私の心がほぐれ、子供達と過ごす時間への期待でいっぱいになりました。


    今回は、小学校から「あの雲のように」と「ゆかいに歩けば」、翔太君が一緒ということで教科書の鑑賞にあるベートーヴェンのメヌエットのリクエストをいただいていました。翔太君のバイオリンのお披露目は昼休みに3・4年生全員合同でミニコンサートとして鑑賞する事にし、授業では「あの雲のように」を中心に進める事になりました。なかなか綺麗な声で歌うことができないので、是非どならずに綺麗な声で歌うことを体験させたいとのことでした。


    普通教室の2部屋分はある縦長の音楽室に入ると、3年生たちは「ゆんこせんせいだ!」と懐かしげに迎えてくれ、4年生は3年生たちが親しげにしていることに戸惑いながら何が始まるのかなとの表情で迎えてくれました。まずはピアノに合わせて手をたたいて、ピアノが止まったらすぐに手も止めるゲーム。3年生たちはここでもうにこにこ、げらげら大喜びです。

    次は同じことを歩いてやってみよう!4年生は3年生に圧倒され、照れながら動いています。

    続いて拍子の練習、私の合図で1拍目をたたきます。


    「あっ、4拍子だ!」

    「4拍子~!」

    口々に知っていることを答えてくれる3年生。

    3拍子や2拍子も体験し、次は自分たちで1拍目を見つける事にしました。曲はミッキーマウスマーチ。「2拍子!」「4拍子!」口々に答えてくれます。


    「じゃあ、2拍子でミッキーを弾きます」

    「今度は4拍子で弾きます」

    「両方聞いてみてどんな感じでしたか?」

    「2拍子はなんかこんな感じで(肘鉄の動作をしながら)ちょっと意地悪な感じ」

    「そっか~。じゃあ4拍子の方はどうでしたか?」

    「あのね、握手してるみたいで仲良しな感じ」

    「じゃあ、今日は皆で仲良しの4拍子でミッキーマウスマーチをたたいてみましょう!」

    みんなで4拍子をたたいてさていよいよ「あの雲のように」の3拍子に戻そうと思ったとたん、

    「3拍子のミッキーも聞きたい!」

    お~そうきましたか。ではでは・・・


    タタタンタン タタタンタン タンタタタタタ~ チャッ チャッ ~

    「わ~3拍子のミッキーだ!!」

    本当にこんなに喜んでくれると、こちらもとても幸せになります。 

    「じゃあ、おんなじ3拍子の曲を弾きますから聞いてね」とやっと「あの雲のように」に入っていきました。

    「この曲は あの雲のようにという曲です。歌の言葉―歌詞だけ読んでみるから聞いてください。  ふんわり浮かぶあの雲のように、大空で遊ぶ夢見たいな  こんな歌詞の歌です。


    私の名前のゆんこは遊ぶ雲の子供と書くのよ。だからこの歌は私の歌みたいなものです。

    綺麗~に歌ってね。では少しずつ覚えましょう!」 4小節づつ区切って、私が歌うのを真似ながら、聞きおぼえて行きました。

    みんな初めからとてもきれいな声で歌ってくれます。「あら~綺麗に歌えるのね!」その後もどなることなく、しっかりと声を出してとても綺麗に歌ってくれました。 歌を覚えてから、「さっきのミッキーマーチは元気に握手してお友達になる感じがしたのよね。今度の雲の歌はどんな感じがするかしら?」と尋ねると、 「なんかこんな風な感じ」と身体を少しスウィングさせたり、「雲だからふわふわした感じ」などと口々に反応してくれます。
    「じゃあゆらゆらしながら歌ってみましょう!」と、皆でゆらゆらスウィングしながら歌いました。

    折から雷の音がずいぶん強くなってきました。窓からは時々稲光も見えます。
    「今日はすごいお天気ね。今日の雲はこの歌とはちょっと違うみたいね。」 ト長調をト短調にして、バスで雷の轟きをトレモロで入れながら、メロディーも少しごつごつさせて弾くと、子供達はすぐに一緒に足を踏みならして歌ってくれました。

      「さあ、外はまだ雷と雨だけど、ここの教室の中は雨があがっていいお天気になりました。    お空と言えば雲だけど、そのほかには?雨があがってお日様が出てくると?」
     
      「虹!」

      「当たり!では虹を手でかきながら歌ってみましょう」

    4小節、4小節、8小節 と虹を描きながらフレーズの体験。

    「虹はみんな同じ大きさでしたか?」

    「小さいのや大きいのが有った」

    「そうね。じゃあ長くて大きい虹はもっとおおきくしてみましょう。」

    「虹は全部で幾つありましたか?」

    「3つ!」

    「大きさはどんなふうに並んでいましたか?」

    「小さいの、小さいの、大きいの」

    「そうね、では最初の小さいのは3年生が歌いましょう。次の小さいのは4年生よ。

     まずそれだけやってみましょう。」

    「大きな虹はみんなで歌いましょう」

    みんなでアンサンブルをして授業を結びました。

     

    昼休みのミニコンサートでは、メヌエットの説明をし、少しだけメヌエットを踊って見せ、

    ベートーベンの話もしてから翔太君に演奏してもらいました。

    子供達はきらきらする眼で、しっかりと翔太君の演奏する姿を見ながら聴いていました。

     


    帰りはありすちゃんのお母さまが車で仙台まで送って下さいました。途中石巻の街の状態を翔太君に見せたいとお話しすると街をドライブしてくださいました。昨年よりもっと細かく港や橋、商店街の跡などいろいろなところを回ってくださいました。

    復興は去年からほとんど進んでいないように見えます。津波で家々がさらわれ、残骸と土地だけが広がっていたところには雑草が茂り、荒れたまま放置されている時間の長さを思い、つらい気持ちになりました。


    翔太君は初めて被災地を目の当たりにして、衝撃を受けたようでした。帰りの新幹線ではこうして自分のやりたいことができる幸せを話し合いました。

     

    元気な石巻の子供達のお顔を見て、私が元気をもらいました。この子供達を守るために少しでもお役に立ちたいと思います。

    本当に小さな事しかできませんが、できる事を一つ一つ積み重ね、継続させることが大切だと心に刻みました。




    拍手[2回]


    [1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10


        ◆ graphics by アンの小箱 ◆ designed by Anne ◆

        忍者ブログ [PR]