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私は小さいときに良く母から「できるまで弾きなさい!」とか「つっかえないで3回弾けたらおやつにしましょう」などと言われて、いやいや繰り返し弾いたものでした。さらには「続けてつっかえないで3回弾けたら終わり」などと言われ、がんばったのに3回目につっかえたりすると、泣きながらまた1回目から数え直し、なんてこともしばしばでした。
生徒たちを見ていても、「もう一回」は悪魔の言葉のようです。何年か前にレッスン中に何とか弾けるようにして帰そうと「もう一回」を繰り返していたところ、「言われるのがいや~!!」と泣きながら叫んだ生徒がいました。
いつ終わるか分からない「もう一回」は生徒の心にとても負担をかけるようです。
とはいえ、昔から「習うより、慣れろ」の言葉が有るように、理屈ではなく身体で覚えることはとても大事で、特に音楽のような「実技」に関しては、どれだけ繰り返し練習するかというのはその人の演奏の仕上がりに直接反映されてきます。
どのように「慣れさせる」か…練習の回数を増やすか…子供を指導するときの大きな課題です。
お母さま方にも、回数を弾くことの大切さをお話ししたうえで、以前aiで作成した「50回カード」「100回カード」を使い、お気に入りのスタンプを押したり、シールを貼ったりの毎日です。