春休みになって、29日から今日までの3日間、孫達が3人お泊りに来ていました。
もっと早い時期にと約束をしていましたが、3月に入り娘から学校が28日までだった!!との連絡が入り、急遽29日からの3日間に変更しました。
もともと、30日の土曜日は午前中が宏美ちゃんとのお花とお菓子のコラボレッスン、午後はお茶の「七事式」の勉強会が入っていました。
お花はいわゆる生け花ではなく、オアシスを使って刺すだけのアレンジです。昨年も夏休みには「ママと一緒にリース作り」をピアノの生徒たち向けに開催していましたので、我が家の孫達にも体験させたいと思い、宏美ちゃんに花材の追加をお願いしておきました。
1年生の女の子はお絵かきや物作りが好きなようで、宏美ちゃんの説明を聞きながら、見よう見まねでほとんど一人で活けてしまいました。4歳の女の子も、私がお花を切って渡すとお姉ちゃんのまねをしながら、オアシスに指して行き、それなりに可愛くアレンジが完成しました。
2歳の坊やも神妙な顔をして見学していました。31日にお迎えに来てくれるパパへの良いお土産ができました。
午後になって、「七事式」が始まると、興味を持ったのか、30分ほどかかるお稽古を一回全部見学していました。「七事式」の中でも「花月」というのをやりましたが、これは5人で札を引いて、それぞれ点前をする人、お茶を飲む人を決めて4杯ほどのお茶を点てます。札を引いたり、点前に当たった人が立ったり動きが有るので面白かったのかもしれません。3人で廊下に座っておとなしくじっと見ていたのには驚きました。
一回終わって、皆でお干菓子でお茶を頂こうと言うことになり準備をしていると、1年生の孫はお手伝いがしたいと言い出し、お盆に盛った干菓子を運びました。見ていて足取りが有るのを理解したらしく、どこを歩けばいいの?等と聞いてきましたので、「ヘリを右で超えて」「角は左で超えて」等、言ってやるとそのとおりに足を運んでいました。参加したお茶の方々からもおほめ頂いて、すっかりお茶が気に行ったようで、苦いと言うかと思ったお茶も全ておいしいと飲みほし、お干菓子も気にいった様子でした。
お迎えに来たパパに、お花のアレンジをを自慢げに渡しながら、「お茶もやったよ!」と報告をしていました。
子供には無理と決めつけずに、その場に身を置いておくことも大切なのだと思いました。何をするでもなく、ただその場の空気を吸わせておくだけで良いのかもしれませんね。
[3回]
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