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ダルクローズのソルフェージュでは、音階や和音を歌う時にスケールナンバーで歌うことが良く有ります。
属七の和音はスケールナンバーで5・7・2・4と歌っていきます。
私も2000年にダルクローズソルフェージュに出会い、メロディーや音階・和音をスケールナンバーで歌うようになりました。始めのうちはなかなか慣れずにいましたが、だんだんスケールナンバーを使って歌うことや考えることに慣れてきました。
スケールナンバーが身に付いてくると、これがとても便利です。スケールナンバーは移動ドのドレミを番号で考えていることになりますので、1は主音、5は属音等その音の調性内での役割が番号ですぐにわかります。受験の時に苦労した楽典の和音や音程の調判定なども確実にできます。
東京音大音楽教室で中学2年生の楽典の授業でも、スケールナンバーを使って説明したり、問題の解き方を指導していますが、「納得!」「便利!」とスムーズに入っていったようです。
幼稚園の子供達も音階をドレミで歌うとすかさず「番号で!」と声を掛け2回目はスケールナンバーで歌います。
34と71(音階の第3音と第4音・第7音と第1音)は半音ですから、音の上行下行に合わせて上下に動かしている手もパチンとたたいて音程が狭いことを体感しています。
スケールナンバーで歌えるようになれば、「お引越ししましょう。ここが1です」と音を与えればその音からの長調の音階が歌えます。音名で歌うとハ長調以外の音階がなかなか体験できませんが、スケールナンバーで歌えばいろいろな調が体験できます。
ロ長調でも変ニ長調でも簡単に歌っています。
小さいうちからハ長調だけでなくいろいろな調をきちんと体験しておくことはとても大切です。スケールナンバーを使うことでそれも可能になりました。
思っていた以上に効果絶大のスケールナンバー。
和声や楽典等、つい敬遠しがちな理屈もわかり易くできると思います。
今、スケールナンバーに夢中です!!